良くある質問の回答
英語の訛りについて
1.オーストラリアやニュージーランドの英語は「訛っている」と聞きますが、どうですか?
>>> オーストラリアやニュージーランドの英語の訛りについて良く質問がありますが、私達日本人はアメリカ英語に慣れているためにそう思えることが第一の理由です。
もともと「英語」とは、漢字の通りイギリスの国の言葉です。
私たちが基準のように考えるアメリカ英語も、もとはイギリス英語が訛ってできた言語でありますが、アメリカ人は自分たちの英語が訛っているとは考えていませんし、同じようにオーストラリアやニュージーランドの人達は自分達の母国語が訛っているなどと思っていません。
都市部では世界中から人が集まるので、それほど気になりませんが、地方に行くと、オーストラリア独特な発音に触れる事が出来ます。
例えば、I(アイ)の発音は「オイ」のように聞こえたりします。
これは、もともと2つの国はイギリスの植民地であったためであり、逆に、イギリス英語に近いこともあって比較的、単語をひとつひとつ、きちんと発音するので、聞き取りやすいのが特徴と言えます。
オーストラリア英語を習得した後、アメリカ英語・イギリス英語が聞き取れない、英語圏の人達に通じないということはありません。
また、海外へ行けば、1つの都市で数十カ国の人たちが生活しており、また帰国後仕事で英語を使う場合でも、いろいろな国の人たちとコミュニケーションをとる必要があります。アジア圏の人の英語、中東圏の人の英語、アフリカ圏の人の英語、ヨーロッパ圏の人の英語、どれもそれぞれ特徴があり、しかし、それぞれの英語を理解できる力がなければ、英語を話せるとは言えません。
要するに、英語の違いを理由に渡航先を選ぶ必要はない、という結論です。