よくある質問の回答

現地での語学学校・アルバイトについて

1、現地でのアルバイトはどうやって探せばよいのでしょうか。

海外でのアルバイト探しでは、①インターネットの求人広告 ②友人からの紹介 ③足を使って探す という3点の方法があります。

 

②の方法が最も確実で楽なのですが、なかなかうまくいかないものです。紹介した人も、現地で知り合ったばかりという間柄なので、紹介した人が遅刻するとか勤務姿勢が良くないといったことによって生じるトラブルにも巻き込まれたくないため、あまり紹介してくれるケースはないでしょう。

 

とくに英語環境でアルバイトを探したいならば、③の足を使って、募集を掲載していないようなお店でもどんどん飛び込みで応募するべきです。実際に現地の方はそうやって何十件もまわって、アルバイトを見つけるのです。

 

①のインターネットの求人広告は多くが日本語のサイトから日本語のアルバイト求人となっているため、非常に簡単ではありますが、英語環境のアルバイトは見つかりにくいです。

 

どうしても初めは日本語環境のバイト先になりがちですが、英語に自信がつくまでは、そこで働き、平行して英語環境のバイト先を探せば良いと思います。

 

注意すべきなのは、日本語でのアルバイトは給与が法定賃金よりも安く設定され、また税金面でもあとで返還されるようなメリットもついていないようなバイトがほとんどですから、語学学校に通いながら生活費の足しにする、ぐらいの感覚で取り組んでください。

 

また、資金を持たずに渡航して、現地でアルバイトをして稼いだお金で学校へ行こう、という考えは間違っており、長期間滞在したにもかかわらず、英語が全く話せない、という最悪のケースとなってしまいます。

上記でも記載しましたが、日本語のアルバイトの賃金は非常に安く、また日本語の環境にずっといるわけですし、また日本人の友達を作ってしまいますので、英語が一向に伸びません。他人事のようにとらえられる人が多くいらっしゃいますが、私が現地で感じた印象では、日本人の約7割くらいの人たちが、このようなワーキングホリデーの失敗をしてしまっていました。

 

ですので、渡航時に英語力が初級レベルの方は最低でも3カ月以上、できるならば、4ヵ月間以上語学学校学校へ通って、真剣に英語の勉強に取り組むことをお勧めします。英語環境でアルバイトができれば、語学学校で使った費用を取り戻すことが出来るくらいの賃金がもらえるはずです。

 

 

 

2、現地での語学学校には通ったほうが良いのでしょうか。

楽しく、充実した海外生活を送るためには英語力は欠かせません。

その英語力を身につけるため、ワーキングホリデーメーカーは入国後すぐ語学学校に通うのをお勧めしています。

 

語学学校では、英語が上達するというメリットに加えて、同じ目的をもつ様々な国の多くの友人を作ることや、現地の情報を入手できたりもします。学校修了後には、学校で知り合った友達と旅行に出かけたり、クラスメートからの情報をもとにシェア探しやアルバイト先をゲットした人もいます。

 


また、当協会では渡航前に語学学校を決めておくことをお勧めしています。

この最大のメリットは時間の節約です。ワーキングホリデービザは、まずは1年間のオーストラリア滞在が認められています。1年間は長いようで、あっというまに過ぎていってしまうものです。

事前に学校を決定してくることにより、入学日にあわせて渡航計画が立てれますから、滞在のスタートもスムーズです。ホームステイや寮などの滞在先も語学学校がアレンジしてくれますので、やはりスムーズなスタートを希望される方は渡航前に語学学校を決めておくほうが良いでしょう。

 

現地で決めるデメリットとしては、やはり時間、とそれに伴うお金を使うことでしょう。

到着後に語学学校を探す場合、最初の1~2週間の期間を費やしてしまいます。その間の生活費もかかってきますし、交通費もかかってきます。また、現地に知人がおられる方を除けば、滞在先もホテルやホステルといった高額な滞在先になってしまいます。

特に日本人スタッフがいない学校、日本人スタッフが長期不在の際(長期休暇や海外営業などで不在の場合がたいへん良くあります。)など、学校見学時は基本英語になります。

そこで英語で不明点を訊ねたり、担当者の説明もしっかりと理解できる人は、各学校を比較検討することが可能になりますが、殆どの方が、一通り学校を見ても質問もできる、比較するポイントも分からず、なんとなく決めているという現状があり、それで失敗するケースも多々御座います。海外の学校スタッフは良いことばかりを強調して強引な営業をする学校も後を絶ちません。

 

ですから、事前に学校を決定する事と、到着後に現地当社オフィスで相談して決定する事、この2つの最後は同じステップになります。

留学において時間はお金とともに大切なものです。ワーキングホリデーの多くは半年くらい経ってから「お金よりも時間が勿体無い」という事を口にされることも事実です。

 

また、語学学校は年に数回のペースで割引などのキャンペーンを行っています。渡航する時期に関係なく、そのタイミングで申込をされれば、授業料が10%~40%割引になるのです。

4ヵ月間語学学校へ通われた場合の一般的な費用は、2015年2月時点で換算すると約50万円~65万円という大きな金額となりますので、この割引はたいへんお得と言えるでしょう。

 

ワーキングホリデー協会でも、このようなキャンペーン情報を世界中の学校より頂いていますので、メンバー登録後に、目的に合わせた学校で、なおかつお得に就学できる学校を紹介しています。

 

 

 

 

3.現地でシェアハウスはどうやって探せば良いでしょうか?

海外でシェアハウスを探す場合には、大きく分けると以下の方法があるでしょう。

 

①インターネット

②現地新聞

③日本人向け新聞や情報誌

④友人からの紹介

 

 

①インターネット

すばやく、手軽に情報を集めるにはインターネットが一番簡単です。ただし、情報量は少なく、ワーキングホリデーメーカーや留学生向けの情報や物件が少ないのも事実です。 それというのも、こうしたインターネットは基本的にオーストラリア人向けの物件が紹介されているので、数ヶ月や数週間程度しか滞在しない予定の人は、部屋探しの時点で候補から外される事が多くなっています。 

 

また、英語が全く喋れない状況だと、部屋を決めるまでのやり取りや生活面で苦労することが多いので、部屋探しの難易度が少し高めになっています。それでも、運良くシェアハウスを見つけることができれば、現地オーストラリア人と一緒に住む事もできるので、時間や度胸がある人は試してみる価値があると言えます。

 

 

 

②現地新聞

現地新聞では、週一回くらいのペースでハウスシェアを含めた不動産関連の広告が掲載されることが多いです。

しかし、依然として広告を新聞に載せる人や部屋探しを新聞で行う人が多いため、時にはインターネットよりも新鮮な情報が新聞に載っている場合もあるので、部屋を探している人は、現地新聞もチェックされてみることもお勧めします。

 

そして、上記で説明したウインターネットと同様に、現地新聞もどちらかというと現地オーストラリア人を対象としたものになっています。そのため、現地新聞による部屋探しは不慣れな英語や短い滞在期間という部分で、苦労をする場合があるかもしれませんが、現地オーストラリア人と一緒に住める可能性は他の媒体よりも高くなっています。

 

 

③日本人向け新聞や情報誌

大規模な都市には、大抵日本人向けの新聞や情報誌が発行されています。こうした新聞や情報誌は、日本食レストランや語学学校、日本人向けのお店などに置いてある事が多く、内容としては、レストランなどの広告から、コラム、シェアハウスの情報、アルバイト情報などが掲載されています。

 

そして新聞や情報誌の後ろの部分には、各種案内広告があり、「シェアメイト募集中」といったものから、「こんなものを売ります」「買います」といった生活に密着した情報が非常に充実しています。こうした日本人向けの新聞や情報誌は、留学生やワーキングホリデーメーカーを対象としているため、比較的短期の滞在から入居できる物件や、リーズナブルな物件が多く記載されています。 

 

 

 

以上のような特徴から、オーストラリアでシェアハウスを探す場合には、総物件数が多く、値段も比較的安い物件が揃っている日本人向けの新聞や情報誌を使うのが一番簡単な方法になっています。また、中には、日本人だけのシェアハウスもあれば、多国籍なシェアハウスもあるので、選択次第では、英語環境を作ることもできまるでしょう。